今年の4月から、ドライバーのアルバイトに就いていますが、先月は危うく衝突事故を起こしそうになったり、車のバンパーをへこませたりと散々な月でした。

　いずれも私の運転が未熟なことが原因ですが、素早くことを済まそうとした結果でもあります。焦っていいことなんかなにもありません。それに加えて連日の猛暑、堪えました。モチベーションもすっかり下がってしまって、最近は一勤務終えるとクタクタになります。

　安いバイトなんだから、ということを失念していました。頑張れば待遇が良くなるわけではないのです。社保にも加入させてもらえない、いわば使い捨ての存在です。仮に正社員だとして、仕事の内容が変わるわけではないのですから、なにをそんなに張り切っていたんだろうと思うと、馬鹿馬鹿しくなります。

　それなりでいいんですよ。仕事が遅れれば遅れたでいいんです。その程度ですよ。1t車を扱っているんですから、一つ間違えれば殺人兵器です。安全第一、クオリティは二の次です。良ければそれに越したことはないけれど、べつに誰もそれを求めてはいない、ということです。そもそも求められてもいないことをする必要はありません。

　ドライバー職も仕方なく、です。在宅ワークを探していたんですが、ニーズがなかったんで、前職がドライバーだったからその流れでそういう仕事にしか就けないというだけです。歳も歳ですからなおさらです。

　初心に帰れば、タバコ代くらいは稼ぎたい、その程度でした。それはいまでも変わりありません。だから、そのほかのリスクは徹底的に回避すればいいんです。ぶつかってはならないんです、なににも、なに一つ。アルバイトはほどほどにチンタラやっていればいいんです。

　サラリーマンを続けていればよかったなあ、いまになってつくづくそう思います。後悔してもしかたないんですけれど。人間関係というか、ストレスに耐え切れなかった、弱い私が悪いんですけれど。ドライバーという仕事は、その点は補ってくれるので、あとはやりようですよね。細く長く、続けていくことに重きを置いて、ということを肝に銘じて。

　救いはタイガースがもうすぐアレしそうなことくらいですかね。今年の現地観戦予定はもうないので、そこが残念といえば残念ですが、TVでまったりと応援したいですね。