水平線と平行線

 色々模索。模索なだけ有り成果を見出せず。

 こんな事は書かなくとも良い事だが。彼は、春になれば、みたいな事を頻りに口にしていた。私はそうなると良いですね、そう返す裏で、色々終わるのかもな、そんな事を想像していた。彼の権限。私の務め。交わっている様で、干渉すらして居なかったと云う事。

 物事を見極める上で大事な事は、何処に着眼するかの一点。

 綿密な準備と筋立て。後は役者を配置し演じれば良い。其れは妄想の類かも知れない。想いを巡らすのは自由だし、誰も如何にも出来ない。お互い。

 求人すら掛けて居なかった所に三人とか四人とか。来る者拒まず去る者追わず。

 仕事を評価すると云う事は、他一切評価せずと云う事で在る。物事、言葉、本心を明かす等先ず無い。依って模索せざるを得なくなったのだが。あらゆる筋を立て、如何転んでも良い様に。嫌な予感程当たるのは馬券と同じで在る。

 社会とはその様に、薄っぺらい。

 正直者故、課題は克服するものだった。克服して何か成した事など無かったのだが。何れ成すだろうというのは根拠の無い思い上がりで在る。束ねたものを喰らえば一溜りも無い。そして―――

 私は此れを書かなければ成らないか。否で在る。

 評価は待遇に現れる。有る人は有るし無ければ無い。無かったのだから、其れは功績でも実績でも無く、幻だったのだ。


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